FlashVJ とはWeb/Flash を利用したWindows 向けVJソフトウェア。FlashVJ はWebページの機能を活用、特にswfファイルを素材やユーザインタフェイスの部品として使います。swfはWebページでも普及した技術で、Webから素材を取り込む恩恵得ることができます。swfファイルを使うことで Web上に存在する画像や動画、swfファイルを素材として活用できます。

FlashVJ は素材のほか、ユーザインタフェイスもWeb技術で構成されています。ユーザは間接的メリット、FlashVJ を開発する側がWebページを作成する要領で使い勝手を向上するを期待できます。

swfファイルが読み込むことができるファイル形式を素材の一部として取り込むことができます。たとえば、写真ファイル(jpg,jpeg)、動画(flv)、swfファイルを取り込むことが可能。写真ファイルや動画、swfファイルといったファイルはWebにあふれているので利用者はそれらから選んでいくことで素材を充実することができます。

FlashVJ はWebから素材を取り込むのに適していますが、FlashVJそのものはオフライン時でも動作可能なように素材をキャッシュします。ネットワークが届かない環境でも動作可能です。

visual jockey の略で映像を組み合わせる、映像を加工することで映像を作り出すことです。狭義にはDJ(disc jockey)が流す音楽にあわせて映像を作り出す人です。 VJという言葉は昔から使われてきましたが1900年代後半からパソコン上の表現、3Dグラフィック、ジタルビデオ編集によってパソコン上でのVJが現実的になってきました。 2000年代前半に入るとインターネットによって映像リソースが広く分布されるに至って全世界的なライブラリが利用できるようになり2000年代後半には映像youtubeに代表される映像サービスを行うWebサイトが増加しそれらを支えるswfファイルの技術が注目を集めています。

VJでは映像素材を組み合わせて新しい映像をリアルタイムに作り出します。ビデオ編集とは違い送出中は映像を中断せずに見ている側に常に映像から明示的または暗示的に連想させていくことがVJ をする上でチャレンジの一つとされています。

swfファイルにインタラクティブ性を与える技術として90年代前半に開発された技術です。swfファイルはAdobe が提供する開発ソフト(Flash等) によって生成されます。FlashVJ はswfファイルを表現やユーザインタフェイスを向上させるために活用しています。

FlashVJ 内の素材のキャッシュです。Webから取り込んだ素材をローカルPC上に保存することができます。ローカルPC上に保存した素材を目的別に編成することで効率的な映像創出が可能となります。この編成することをマイリスト編成と呼び編成機能がFlashVJ に組み込まれています。 マイリストはエキスポート/インポート機能によって編成済みリストをバックアップ及び頒布することができます。

FlashVJ は無料は無料で公開されています(version 1.xx現在)。FlashVJ は映像送出の基盤となるべく開発されており、インストーラに含まれているメインプログラム及びユーザインタフェイスに関しては金銭的な代償を請求していません。