マイリストを編成して送出用素材の準備をしましょう。
はじめに
マイリスト編成ウィンドウは送出用リスト(マイリスト)の編成プログラムです。編成プログラムを使うことで送出素材を編成することができます。マイリスト編成ウィンドウはFlashVJPlayer2 内部に含まれています。
編成の必要性とマイリスト
FlashVJ の素材管理の仕組みであるマイリストについて記述します。マイリストの構成と利用するにあたっての予備知識を説明します。
なぜ編成が必要か
マイリストを利用するにあたっては先ず編成する必要があります。FlashVJはプレイ中にたくさんの動画素材を簡単に探し出し、操作するため事前にプレイリストを編成するように作られています。
現行バージョンでは(Ver.00現在)[プレイリストの最大数]以上の素材を表示できません、そのため、素材の優先度によって順序を変更したり、以前の素材の中から選抜した素材を新たなリストとしてスケジューリングする必要があります。
マイリストとは
マイリスト(MyList)は素材をリスト形式で管理します。プレイリストから自分だけのリストの作成を可能としていることから名づけられています。素材のリストを編成する場合は、「マイリストを編成する」といいます。
編成の手段
マイリスト編集ウィンドウは送出素材の出現の有無や配置を変更可能にします。
マイリストの構成と編成方針
マイリストは素材ごとに用意された階層構造のデータの集まりです。FlashVJはデータの集まりをタグ名付きリストとリスト中の要素名で分類して管理しています。タグ名とリスト名は分類のため必須となります。
マイリストは各素材ごとに項目とそれに含まれる要素で構成されています。
素材要素は並び順と要素名により編集時および送出時に利用されそれぞれ、順序は送出時の利便性向上のため、要素名はマイリストの管理上必要とみなすことができます。
以下に順序と要素名について解説します。
1)順序について
先頭(上部)の素材項目または素材要素ほどUI上で先に表示されます。頻繁に利用する項目や要素はより先頭に配置するとよいでしょう。
2)要素名の指定について
素材項目と素材要素につけるタグ名や名称は重複しないようにしてください。FlashVJでは項目名や素材名を識別目的に利用しているためです (同名をつけた場合編成中に警告されます)。素材要素の名前については該当要素を含む項目内のでの重複した場合に注意してください。
素材の追加の際はアルバムから追加と素材種類それぞれに対応した素材を用意します。アルバムについては後述します。
アルバムとマイリスト
アルバムとは送出から隔離された素材のライブラリです。ユーザはアルバムからマイリストへ素材を追加することができます。
アルバムへ素材を追加する際はキーワード(項目名、パス、製作者、ジャンル)から素材を見つけることが可能です。編成時はアルバムからマイリストへの方向のみ可能です(反対方向はインポート動作となります)。
アルバムは各素材ごとに用意されています。例としてLinkMovie 素材であればLinkMovie のアルバム、PlayList 素材であればPLayList のアルバムとなります。
アルバムは初回起動時にはプリセット素材が登録されています。アルバムに独自の素材を追加するには、
- 1)マイリストから素材をインポートする
- 2)インターネットからダウンロードする